北海道は最高です。自然がいっぱいで、食べるものもおいしい。その上、道が広くて真っ直ぐで、とても走りやすいのです。
　昭和６０年（1985）、大学院の１年生の時に友人と初めて北海道旅行しました。その時に北海道に魅せられてから２０年近く、いまでも虜になっています。

　この写真のとおり、北海道の道は真っ直ぐで、至って単調です。特筆すべきは、ほとんど交差点や信号がないことです。町を出ると、次の町まで十数キロ、あるいは数十キロ、まったく信号がありません。しかも、交通量が少なく、対向車ですらまばらです。したがって、まるでテストコースのように等速でのクルーズが楽しめるのです。ごく一部の幹線道路を除いて、目立った轍もなく、きわめて走りやすいと言えるでしょう。ほとんど高速道路そのものです。
　あえて難点を挙げれば、地元ドライバーのモラルです。交通事情が良いことがあだになって、レーサー気取りの走り方をする人も珍しくありません。異常なスピード違反（４０〜５０キロオーバー）は当たり前、無理な追い越しも平然です。あんなに人口密度が少ないのに、交通事故死が多いのは納得できてしまいます。都会では一般的な弱者保護の精神も、北海道ではあまり培われていませんから、ツーリングライダーは要注意です。

　今年もまた行ってきました。７月１２日から１６日までの５日間、少し無理にお休みを取って、２年ぶりの北海道です。
　今回も道東中心の計画にしました。それぞれに良さがあるのですが、やはり北海道は道東です。環境はもちろんのこと、機動性も良いので、今回も和琴のキャンプ場に連泊しました。ここを拠点にして、あちこちを巡る計画です。
　下の写真は、テントサイトでの一枚です。レストハウスでのジンギスカンを楽しみにしていたのですが、残念ながらやめてしまったとのこと。残念がっていたら、レストハウスのおばさんが特別に準備してくれました。カセットコンロ、テーブルは無料レンタルです。おばさんありがとう。

　これが和琴半島の露天風呂です。キャンプ場のすぐ隣にあります。手前は屈斜路湖の湖面。奥に見えている建物は更衣室です。
　宴会の後の温泉ツアー、これが恒例になり、毎晩ここに入浴しました。頭上に広がる満天の星空が最高でした。