テントを設営中、隣のテントの方が声を掛けてくださいました。これがきっかけになり、今回はこれまでになく友達の輪が広がりました。
　この写真はその初期メンバーです。左から、山口さん、鑓水さん、ヨウコさんです。
　山口さんは隣のテントの方で、最初にお声掛けくださった方です。私と同世代で、淡路島から長期の予定でいらしていました。オートバイはホンダのSL230。とても優しく親切な方で、ついつい甘えてしまいました。
　鑓水さんも関西の方でした。私よりは大分若いのですが、とてもしっかりしていて、頼もしい存在でした。ヤマハのTTレイドに乗り、とても重装備でした。バイク乗りとは思えないほど、何でも持っているという印象でした。料理もうまいんです。
　通称ヨウコさんは千葉の方。彼女も鑓水さんに勝るとも劣らずの達人で、とても経験豊かに感じました。夜中とはいえ、皆と一緒に温泉に入ってくれたことは、おやじとしては感激しました。仲間意識が定着した大きな要因だったと思います。バイクはGB400です。シブイ！細かいことにも気がつく美人です。

　この写真の左から２番目、鑓水さんと私の間に写っているのは宗野さんです。彼はまだ２５歳だそうですが、なかなか落ち着きがあって、ユニークな存在でした。
　バイクはホンダのXL250Sに乗っているのですが、温泉と釣りが大好きのようで、いつもその話でした。彼が釣った川魚をいただきましたが、もう最高でした。キャンプ場という雰囲気、釣ったばかりの素材の新鮮さ、これを焼く炭火、いずれも贅沢この上ないものでしょう。これはホテルでは味わえません。
　炭は、通称炭くん、本名を忘れてしまいましたが、彼がいつもおこしてくれていました。バイク乗りが炭持参ですよ。私なんかはキャンプ用のコンロですら邪魔にしているのに。いや〜、参りました。彼の愛車は、ホンダのCBRでした。
　このように、すぐにお友達ができることがバイク乗りの特権です。「本当に一人で行くんですか？」と怪訝な表情をする非バイク乗りには、なかなか理解できないことだと思いますが・・・

　この写真は、クマゲラです。前回のツーリングの際、偶然見つけたドライブインです。看板にはドライブインと標榜してあるのですが、どちらかと言うと「レストラン」という感じの高級感があります。
　建物はログハウスで、店内はとても落ち着いた雰囲気になっています。壁に大きな絵画が飾ってあって、中央の暖炉はインテリアとしても役に立っています。
　場所は、国道２４１号線の足寄峠から足寄市街へ向けてしばらく下った右手にあります。看板が目立つので、注意していれば分かるはずです。すぐ近くに、道の駅のような大きな駐車場があるので、それも目印になるでしょう。

　クマゲラのスタッフです。親子だそうです。美人親子ですよね。お店の雰囲気も魅力ですが、この方々にも惹かれているかも。
　勇気を出してお願いをしたら、快く写真を撮らせてくださいました。